ハマースミスのテムズ川の上、雲間から差す光と見出し「もし私たちの10万台のタービンが今日10 kWh発電したら」

ハマースミスのテムズ川、風の強い10月の午後。雲が流れ、カモメが風に浮かび、飛行機がヒースロー空港へと列をなしています。風力タービンが大好きな一日。だから、ちょっとした計算をしてみました。

川辺の風の日

こんな日にハマースミスの川沿いを歩くと、テムズ川をさかのぼる風を肌で感じます。水面は波立ち、光は刻々と変わり、対岸の木々はしなっては戻り、しなっては戻ります。その一つひとつの突風が、タービンなら電気に変えられるエネルギーです。

流れる雲と青空の下のハマースミスのテムズ川。AtlasとMagnumのシンボルが入ったTESUPのバッジ付き
風の強い10月の午後、ハマースミスのテムズ川。

風の日の計算

TESUPの風力タービンは、世界で10万台以上販売されてきました。そのすべてが今日10 kWhずつ発電したと想像してみてください。1日で1,000,000 kWh、まるまる1ギガワット時になります。

インフォグラフィック:販売されたTESUPタービン10万台 × 10 kWh = 1,000,000 kWh。イギリスの13万5千世帯分、紅茶3,700万杯分、電気自動車で600万 km分
私たちの10万台のタービン、1台10 kWh、風の日の1日。

1ギガワット時とはどれくらい?

イギリスの一般家庭は年間約2,700 kWh、1日あたり約7.4 kWhの電気を使います。つまり1,000,000 kWhあれば、約13万5千世帯の1日分をまかなえます(135,000世帯)。あるいは紅茶約3,700万杯分のお湯を沸かせます。あるいは電気自動車で約600万 km、地球をほぼ150周走れます。

夜空色の背景に光る135個の家のアイコン。1つが1日分の電気を得たイギリスの1,000世帯を表す
明かりひとつが1,000世帯。風の日の1日で、13万5千世帯に電気を。
棒グラフ:TESUPタービン1台は風の日に10 kWhを発電、イギリスの一般家庭の1日の使用量は7.4 kWh
風の日なら、タービン1台でイギリスの一般家庭1軒分をまかない、約3分の1が余ります。

1日10 kWhは現実的?

1日10 kWhとは、24時間平均で約420 Wのことです。突風の多い日ならAtlasやMagnumで届く数字ですが、風はどこでも同じではなく、実際の発電量は設置場所、高さ、タービン、ブレードセットによって変わります。ですから、これは「もしも」の計算であって、メーターの数値ではありません。穏やかな日は数字が小さくなります。だからこそAtlasには、わずか2 m/sで回り始める低風速ブレードセットがあるのです。

棒グラフ:10万台のタービンが1台あたり2、5、10、15、20 kWh発電した場合に1日分の電気をまかなえるイギリスの世帯数:27,000、68,000、135,000、203,000、270,000世帯
穏やかな日も、突風の日も。同じタービンで、まかなえる世帯数は大きく変わります。
Atlasのシンボル:夜空色の背景に白で描かれた垂直軸のTESUP風力タービンと黄色の風のライン
Atlas:垂直軸。あらゆる方向の風をとらえます。
Magnumのシンボル:夜空色の背景に白で描かれた尾翼付き3枚ブレードのTESUP風力タービンと黄色の風のライン
Magnum:水平軸。開けた場所の安定した風に。

ハマースミス橋(Hammersmith Bridge)

写真の緑色の吊り橋は1887年に開通しました。設計したのは、ロンドンのヴィクトリア朝時代の下水道を手がけた技師、サー・ジョセフ・バザルジェット(Sir Joseph Bazalgette)です。この橋は、テムズ川初の吊り橋だった1827年の初代ハマースミス橋に代わって架けられました。毎年春には、オックスフォード(Oxford)とケンブリッジ(Cambridge)のボートレースがこの橋の下を通過します。

曇り空の下、欄干に名前が掲げられたハマースミス橋と、その上を飛ぶカモメ
1887年開通のハマースミス橋。

飛行機が風向きを教えてくれる

飛行機は風に向かって着陸します。ロンドンでは一年の多くがそうであるように、西風が吹くと、ヒースロー空港へ向かう飛行機は東から市街の上空に入り、ハマースミスの川の真上を通っていきます。頭上に飛行機が列をなしていたら、西風が吹いている証拠。そしてどこかで、タービンが回っています。

装飾の美しいハマースミス橋の塔のひとつと、上空を通過する飛行機
橋の塔のひとつと、ヒースロー空港へ進入する飛行機。

あなたの分の風

風を受ける屋根や庭、畑があるなら、次の「風の日の計算」にあなたも加われます。あなたの風に合ったタービンを選んで、あとは突風に任せましょう。

出典:Ofgem(家庭の標準的な電力消費量)、Heathrow Airport(滑走路の運用)、Wikipedia(ハマースミス橋)。風の日の計算は例示であり、実測の発電量ではありません。写真:TESUP、ハマースミス、2026年10月。

あなたのタービンを見つけよう

Atlasはあらゆる方向の風をとらえ、Magnumは開けた場所の安定した風を最大限に活かします。どちらも自社工房で組み立て、テストした家庭用風力タービンです。

Atlasを見るMagnumを見る