風の一年は十月に始まる

太陽光パネルは、これから一年で最も分の悪い六か月に入ります。風力タービンが元を取り始めるのは、まさにその時期です。

家庭のエネルギーに関する判断は、ほとんどが夏に下されます。長い夕暮れ、よく見える太陽、最高の状態のパネル、そして七月に見ると実に立派に思える見積書。やがて十月が来て、日が短くなり、請求額が上がり、屋根は静かになります。そうと決まったわけではありません。

風と太陽は、正反対の暦を持っています。

ここが意外に思われる部分ですが、宣伝文句ではありません — 気象の話です。中緯度では風が最も強いのは十月から三月にかけて。極と赤道の温度差が最も鋭くなり、低気圧の通り道が最も強く働く時期です。日射はその正反対で、六月と七月に頂点を迎え、暗い月に底を打ちます。

この二つの資源は競合しません。位相がずれているだけです。パネルの取り分がいちばん少ない週は、外の空気がいちばん動いている週です。

十二か月にわたる風の資源量、太陽の資源量、家庭の電力消費を示したグラフ。風と消費は年の暗い半分で揃って山を迎え、日射は中央で山を迎える

模式図です。一年の形であって、測定値ではありません — 数字を決めるのはあなたの敷地です。

あなたの請求書も、風と同じ暦を持っています。

家庭の電力消費も季節性があり、太陽よりも風に沿って動きます。午後四時に点く照明。動いている暖房とヒートポンプ。室内で過ごす時間が増え、調理が増え、何もかもが増える。当社が発送する国のほとんどで、一年で最も重い家庭消費は十月から三月の中に収まります。

つまりパネルにとって最悪の月が、請求書にとっては最大の月であることが多いのです。太陽光だけを載せた屋根は、請求額がいちばん小さい半年のために整えられたことになります。順序として妙ですが、ほとんど誰も気づきません。判断が七月に下されたからです。

晴れた側の半分だけを造れば、一年のうち安いほうの半分のために造ったことになります。

それが一つの屋根にとって意味すること。

バッテリーは、どの機械が満たしたかを気にしません。同じ屋根の上、同じバッテリーに風力タービンと半フレキシブル太陽光パネルを載せれば、二本の曲線が互いを埋めます。パネルが長い一日を、タービンが暗く風の強い一日を担う。どちらも単独で一年分を賄う大きさにする必要はありません。

両方を造る理由はそれに尽きます。片方だけ造って他社の製品を指さすのではなく、当社が両方を自分で作っている理由でもあります。

家々の並ぶ通り。それぞれの屋根に小型の風力タービンと太陽光パネルが載っている

二台の機械、一つのバッテリー、正反対の季節。

風の季節は、同時に嵐の季節でもあります。

季節物の販促記事なら落とすであろう半分が、ここです。最もよく発電する月は、取り付け部に最も荷重がかかる月でもあります。空気中のエネルギーが増えるということは、ボルトに、支柱に、その下の屋根構造に、より大きな力がかかるということです。

ですから十月は、発電量を眺めるだけでなく、上って据え付けを点検する月です。締結部を規定トルクで締め直してください。支柱とブラケットにガタや腐食がないか、とくに潮風の当たる場所では入念に見てください。名前の付いた嵐が来る前に機体を制動する方法を知っておき、強風注意報の出る地域にお住まいなら、カバーを手元に置いて実際に使ってください。当社のブレードセットは実際の条件に合わせて切り出しています — 6枚羽根のAtlasセットは5–35 m/s に対応し、風の当たる沿岸向けに作られています — それでもタービンは、それを押さえているものより頑丈にはなりません。

夕暮れの街を見下ろす屋根上の風力タービン。支柱、ブラケット、据付台座が手前に見えている

支柱、ブラケット、その下の台座 — 風の月が来る前に一時間を割く価値のある部分です。

風の強い国は、風の強い屋根ではありません。

ここまでは一年の一般的な形の話です。あなたの家を測った値ではありません。国の風況図が語るのは高さ十メートルの開けた地面のこと。あなたの屋根は、風上に立つものの陰に入ります — より高い隣家、葉の茂った並木、自分の建物の棟。

海岸の近く、尾根の上、開けた農地であれば、上の季節パターンはおおむね図のとおりに屋根にも現れるはずです。内陸で、大きな木の並ぶ密集した通りなら、まったく現れないかもしれません。それを知る唯一の誠実な方法は、地図を信じたり当社を信じたりせず、風の季節を通して自分の敷地を測ることです。

片手に持たれたカップ式風速計。タービンを選ぶ前に、その敷地の風速を測るためのセンサー

実際に持っている屋根を、実際に効いてくる季節に測ってください。

晴れた側の半分は、多くの屋根ですでに埋まっています。まだ手つかずなのは風の側の半分 — そしてそれは十月に来ます。
まず測る。それから、もう半分を造る。

このページの季節グラフは模式図です。一年を通した風・日射・家庭消費の位相関係を示すもので、特定の場所の測定値ではありません。数字は意図的に一切載せていません。実際の季節変動は緯度・地形・地域の気候によって大きく異なり、赤道付近では図よりはるかに弱くなります。ここに掲載した写真はすべて当社が撮影した当社製品です。タービンの数値は当社が公表している仕様で、製品ページで確認できます。ご自分の敷地については、測ってください — 何かを決められる数字はそれだけです。