出荷するすべてのタービンの裏側には、人と工具と機械が集まる作業場があります。この秋、そのひとつをより安全にしました。生産ラインに圧縮空気を送る高圧エアコンプレッサーを建屋から出し、屋外の専用シェルターに移したのです。
タービンの作業場では、エアツールからエアブローガンまで、日々の作業の多くを圧縮空気が支えています。これまでコンプレッサーとエアタンクは製造棟の中、作業台から数歩の場所にありました。今は外壁沿いの新しい屋根の下、木製の柵の内側に置かれ、空気は壁を貫通する固定配管で建屋内へ送られます。
コンプレッサーを外に出した理由
コンプレッサーはどの作業場でも最も役に立つ機械のひとつであり、同時に最も慎重に扱うべき機械のひとつです。エアタンクは大きなエネルギーを蓄える圧力容器であり、英国の安全衛生庁(Health and Safety Executive)は、過圧、爆発、過熱を圧縮空気システムの主な危険として挙げています。コンプレッサーは騒音も大きく、Carbon Trustの推計では消費電力の90パーセント以上が熱になります。製造棟の中では、そのすべてがタービンを組み立てる人のすぐそばにあります。屋外なら、そうではありません。
つくり方
シェルターは製材した木の柱、梁、柵で組み、波板の屋根材は建物の壁から外側へ傾斜させて、雨水が機械から離れて流れるようにしています。建物沿いの既存のコンクリート縁石の上に設けたため、設備にはしっかりとした水平な基礎と、ヤードとのはっきりした境界ができました。正面と奥の端は柵の上が開いているので、コンプレッサーの周りを空気が自由に流れます。2段の柵が人やフォークリフトを安全な距離に保ちつつ、点検のための出入りも容易です。
6つの安全面での向上
移設そのものはシンプルでしたが、建屋の中は大きく変わりました。圧力容器はもう作業台の隣にはありません。建屋内が静かになり、チームは会話も警告音もはっきり聞き取れます。コンプレッサーの熱は作業場ではなく屋外へ逃げます。コンプレッサーは建屋内の暖かくほこりっぽい空気ではなく、より涼しくきれいな外気を吸い込みます。屋根と柵が機械を守り、人を遠ざけます。そして、これまで占めていた床面積は生産のために使えるようになりました。
安全は製品の一部です
コンプレッサーの屋外移設は、建屋内の日々の作業に大きな効果をもたらす小さな建設プロジェクトです。落ち着いた安全な作業場がより良いタービンを生むと私たちは考えています。出荷するすべてのAtlasとMagnumは、このような作業場で組み立てられ、試験されています。
出典:Health and Safety Executive、HSG39 Compressed air safety/Carbon Trust、圧縮空気と排熱回収に関するガイダンス。写真:TESUP。

