乾いた岩場に立つコヨーテブラウンのTESUP Atlas垂直軸風力タービン。背景には砂漠の平原と山々が広がっています

遠隔地の拠点には、送電網では得られないものが2つ必要です。電力と、日が暮れても見通せる視界です。Atlasはすでに電力をつくっています。そして今、「見る」力を身につけようとしています。

国境の監視所、演習場、野営地、観測所。どこも同じ課題を抱えています。送電網から遠く、発電機はうるさいうえに燃料を大量に消費し、その燃料も運び込まなければなりません。Atlasは、まさにそうした場所のためにつくられた垂直軸風力タービンです。そよ風で回り始め、嵐の中でも発電を続け、運転音は35~40 dBと会話よりも静かです。

この記事では、Atlasがこれから目指す姿をご紹介します。3つのフィールドカラー、本体前面のカメラ、そして深夜2時にスマートフォンで見える映像です。

フィールドのための3色

屋根の上ならシルバーがよく映えます。しかしフィールドでは、タービンが立つ土地になじむことが大切です。そこで、想定する地形に合わせた3つのフィールドカラーでAtlasをレンダリングしました。

砂漠の地面に立つコヨーテブラウンのAtlasタービン
コヨーテブラウン
乾燥地、砂漠、乾いた低木地帯に。
嵐の空の下、背の高い草地に立つオリーブドラブのAtlasタービン
オリーブドラブ
草原、農地、森林の周縁部に。
タイヤ跡の残るぬかるんだ野原に立つレンジャーグリーンのAtlasタービン
レンジャーグリーン
泥地、森林、演習場に。

本体、6-MC4フェイスシート、All in Oneフランジ、そしてすべてのブレードは、上部フランジで平らに叩き伸ばしたブレードタブに至るまで、当社の量産用CADデータをそのまま使って再現しています。特定の色のAtlasをご希望の場合は、Atlasのページからお問い合わせください。

「見る」風力タービン

Atlasタービンの黒い前面、TESUPロゴの横にあるカメラレンズのクローズアップ
カメラはAtlasの前面、TESUPロゴの隣に配置されています。

当社の研究開発チームは、Atlasの前面、TESUPロゴの隣にカメラを組み込む開発を進めています。カメラはタービンが発電した電力で動作し、MyTESUPへ映像を配信するよう設計されています。

考え方はシンプルです。すべてのAtlasが監視拠点になります。タービンを設置した場所なら、カメラ用のポールを別に立てたりケーブルを引いたりすることなく、現場を見ることができます。

カメラモジュールは開発中です。仕様は発売前に変更される場合があります。

夜の現場を、スマートフォンで

MyTESUPでは、すでにタービンの発電状況を確認でき、電圧上限を0~400 Vの範囲で設定できます。カメラが加われば、同じアプリで現場の様子をライブで見られるようになります。各ナイトモードの見え方をご紹介します。

赤外線(IR、白黒)

夜の耕された畑を映した白黒の赤外線カメラ映像。カメラ自身のIRライトで照らされています
シミュレーション映像カメラは人の目には見えない赤外線で周囲を照らします。近くの地面は細部までくっきり映り、水たまりは黒く見えます。防犯カメラでおなじみの映像で、真っ暗闇でも機能します。

暗視(低照度、グリーン)

厚い雲の下の草原を映した緑色の暗視カメラ映像
シミュレーション映像月や星、雲からのわずかな光を増幅します。IRライトが届く範囲だけでなく、地平線までの景色全体を見渡せます。

サーマル(ホワイトホット、コンセプト)

夜間のサーマルカメラ映像。もう1台のAtlasタービンが検知枠の中に温かい白い影として映っています
コンセプト光ではなく熱で見る映像です。ここでは13 m先にあるもう1台のAtlasが、温まった発電機によって明るい白で映り、アプリが自動でマークしています。サーマル映像には専用の熱センサーが必要なため、MyTESUPで表示できる映像のコンセプトとしてご紹介しています。
暗視、サーマル、赤外線の各モードでMyTESUPのコンセプト画面を表示した3台のスマートフォン
コンセプト画面ライブカメラ映像を表示したMyTESUP。デイ、IR、ナイトビジョン、サーマルを切り替え、録画やスナップショット撮影ができ、映像の下でタービンの出力、風、バッテリーを確認できます。

設置場所に合ったブレードセットを選ぶ

同じAtlas本体に3種類のブレードセットを取り付けられ、どれも共通のAll in Oneフランジに装着します。期待する風ではなく、実際に吹く風に合わせてお選びください。

Low-Windブレードセットを装着したAtlas
Low-Wind
2–20 m/s · 2 kW ピーク
Moderate-Windブレードセットを装着したAtlas
Moderate-Wind
4–25 m/s · 3.8 kW ピーク
High-Wind 6枚ブレードセットを装着し、前面にカメラを備えたAtlas
High-Wind
5–35 m/s · 4.5 kW ピーク
ブレードセット風速範囲ピーク出力適した場所
Low-Wind2–20 m/s2 kW風を遮られた場所、弱く安定した風
Moderate-Wind4–25 m/s3.8 kW開けた土地、ほとんどの野営地
High-Wind5–35 m/s4.5 kW尾根、沿岸部、嵐の多い拠点

オフグリッドで、電力と監視の目を

Atlasの詳しい仕様とブレードの選択肢をご覧いただくか、MyTESUPについて詳しくご確認ください。

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